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軸の重さ・太さ・バランスについて

万年筆の軸の重さ・太さ・バランスについて思う事を書きたいと思います。

万年筆は私の場合、ずっとペン先に注目してました。字幅の太さ、柔らかさ、大きさ、デザインなどです。でも、一番最近買ったパイロット カスタムヘリテイジ912のフォルカン・SFMで思った事があります。

それは、「ペン先より軸が大事だな~」ってこと。

パイロットのカスタムヘリテイジ912を買ってから、意識してこれを使うようにしてるんですが、偶にペリカン スーベレーンM800を使うと、ペンが走る走る、、、同じ程度の字でも書ける速さが全然違うんです。

M800の方が速いからと言って、字が汚いわけじゃないです。よく見ればキレイなくらいです。

「何が違うんだろう?」と思った時、やっぱり軸の太さ・重さ・バランスだと分かりました。M800はソレが私の手にぴったりなんです。

カスタムヘリテイジ912と比較するとM800の方がやや重いし太いです。

私は手が大きいのでM800の方が合ってるんでしょうね。逆にM800よりカスタムヘリテイジ912の方が合うという人もいるでしょう。

そういう観点からみると、M800とモンブラン マイスターシュテュック146は非常に優秀で、私の手にぴったりです。逆にその他は細く・軽くてしっくりこないんです。

「舶来ブランドなんて高いだけだ」と思って、国産ブランドメインで色々買ってきましたが、最終的にペリカンとモンブランになるなんて、「なんだかなぁ」の結果なんですが、やっぱり長い歴史の中で評価され続けてきた商品・ブランドには相応の理由があるんだと分かりました。

「高いだけじゃない」という事も。

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